Windows・Cドライブの空き容量を増やす方法はHDD交換やSSD換装で一気に解決

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Cドライブの空き容量を増やす方法は・容量が少ない場合の解決方法

Cドライブの空き容量が少ない

「Cドライブの空き容量を増やしたい」「Windowsの容量を増やしたい」「Cドライブの容量が少ない」
日々Cドライブの容量を増やしたいと空き容量改善のご相談いただく事も多いです。

Cドライブの空き容量が少ないので不要なデータを削除して空き容量を増やしたが増えてもいつの間にか容量が満杯でCドライブの空き容量がほぼ0になってしまった。

これら容量不足のパソコンでお問合せいただくご相談内容は大容量のHDDやSSDへ交換してCドライブの空き容量を増やしたいと言うものです。

ハードディスクが故障してパソコンを修理する為にと言うものではありませんがCドライブの空き容量不足の問題を改善するためにHDDやSSDの容量を増やしてCドライブの空き容量を増やす作業も行っております。
メンテナンス的な容量アップ、言わば空き容量不足の問題を解決する為のHDD交換やSSD換装です。

そもそもCドライブって何ですか?

CドライブとはWindowsが入っているドライブの事です。
システムドライブとも言います。

Windows10などOSはハードディスクの中に入っています。
WindowsにはCドライブとかDドライブとか色々ありますが、ハードディスクの中にあるWindowsが入っている一部のパーティション区画。
それがCドライブです。

その領域の空き容量が不足していると色々問題も起きます。

空き容量が少ない場合の解決方法

Cドライブの空き容量を増やす方法は色々あります。
大まかに言えば2つです。

  • 不要なデータ・ファイルを削除してCドライブの使用領域を減らす
  • Cドライブのパーティション領域を広げて空きを増やす

その中で最も単純に一気にCドライブの空き容量を増やす事ができるのは後者であるCドライブのパーティション領域を拡張して空き容量を増やすと言うものです。
拡張する領域が無い場合やパーティション構成を崩したくない場合にどうやってCドライブの空き容量を増やすのか。

それは元の容量より大きい容量のHDDやSSDへ交換して容量を増やしてしまえば良いのです。
現状のCドライブ含め今のWindows環境を維持したままHDDを交換して容量アップした分を必要なパーティションに合体させる事により増量分を丸ごと空き容量にする事ができます。

前者の方法でもCドライブの空き容量を増やす事はできますが、大幅に容量を増やすと言う事は難しいかと思います。
時間をかけて色々試行錯誤して空き容量を増やしたり不要なファイルなどを削除してちょっと空き容量が増えたかと思えばまた減ってしまう。
そのようなパターンが多いです。

HDD交換やSSD換装でCドライブの空き容量を増やす場合の考え方とお勧めの理由

元のHDD容量と同じ容量のHDDへ交換する場合は容量が変わりませんのでCドライブの容量を増やす事はできませんが、元の容量より大きい容量のHDDやSSDにすれば増量分をCドライブなりDドライブなど他のドライブなり丸々データを保存できる空き領域として自由に活用できるようになります。
ですのでその増えた容量分をCドライブへ結合させれば一気にCドライブの空き容量が増えて何も悩まず容量不足の問題を解決させる事ができます。

例えば元々500GBのHDDが搭載されていたパソコンを1TBのHDDへ交換すれば実質500GBの容量をCドライブの空き容量として増やす事ができます。
2TBのHDDで交換する場合は実質1.5TBもの容量を割り増しできるのです。
これだけの容量をCドライブの空き容量として増やせるのですからCドライブの容量不足解決としてはとても有効な方法です。

大容量のHDD交換やSSD換装でCドライブの空き容量を増やす方法・作業の流れ

Cドライブの空き容量が少なくて空き容量を増やしたい場合、Windowsが正常であれば元のHDD容量より容量アップしたHDDに交換してデータを消さずにCドライブの空き領域を増やす事ができます。
SSD交換時でも容量を増やして交換すればCドライブの空き容量は増やせます。
(容量アップでのSSD交換が対応可能なパソコンである事が前提)

暗号化しているパソコン以外Windows10でもWindows8/8.1/7でもWindowsのパソコンであれば対応する事ができます。

作業の方法を簡単に言えば容量の大きいHDDに完全なクローンを作成してHDDを交換し増量分をCドライブにくっ付けてCドライブの空き容量を増やすと言うものです。

改善前のCドライブ状態

Cドライブの空き容量が残り少ない

Windows7の空き領域が5.1GBで残り容量が僅か
Cドライブの容量や少なくて赤バー状態

Cドライブ空き容量が増える前のプロパティ

Cドライブのプロパティで使用領域と空き領域を確認。
殆どの容量が使用されていてCドライブの空き容量が残りが少ないのが判る。

Cドライブの空き容量を増やす為に大容量HDDへ交換及びクローンの作成

まずパソコンを分解して内蔵HDDを取り外します。

取り外せたら次にHDDのクローン作成です。
準備した容量の大きいHDDへデータをコピーして複製を作ります。
この作業を行う事によりCドライブの領域含め今までのデータを丸ごと維持したまま容量の大きいHDDへ交換する事ができます。
容量を増やす為にCドライブを含め丸ごとデータ環境の移行・引越しです。

HDDのクローンの作成が完了すれば、まだCドライブの容量は増えていないものの、まずはHDDの容量・全体の容量が増えた状態での完全なバックアップが出来上がりです。
この容量アップしたHDDをパソコンに取り付けします。
分解手順と逆の方法で組み戻せば容量アップ・空き容量を増やす為のHDD交換作業は完了です。

Cドライブの空き容量を広げる為にパーティションの調整

次にCドライブの容量・空き容量を増やす為にCドライブのパーティション調整です。
容量アップした分をCドライブに統合してCドライブの容量及び空き容量を増やします。
HDD交換で増えた未使用の容量はセクタの後方に出来ますので他にも領域がある場合はWindowsが入ってるCドライブの隣まで容量が増えた分を持って来ます。
その後Cドライブの容量と今回容量アップした分の合体。
Cドライブの容量及び空き容量を増やす為にCドライブの領域拡張です。
丸々増えた容量分を割り当てればCドライブ自体の容量も増えますしCドライブの空き容量もMAXまで増やせます。

改善後のCドライブ状態

大容量HDD交換でCドライブの空き容量が増えた

1TBのHDDへ交換してCドライブの容量及び空き容量が増えた状態
交換前は残り容量5.1GBに対してHDD交換後の空き容量は698GBとなり大幅に改善
Windows7のCドライブが青バー状態に戻る

パーティション調整完了後にパソコンの起動を確認して問題なくWindowsが立ち上がればコンピューターのCドライブのプロパティから使用領域と空き領域を確認しCドライブ全体の容量及び空き容量が増えている事を確認して再起動・終了動作をチェックして終了です。

Cドライブ空き容量が増えた後のプロパティ

HDD交換後のCドライブプロパティ Cドライブの容量も空き容量も大幅に増えているのが判る
これで今までと環境変わらずデータも消えずにCドライブの空き容量が一気に増えます。

当店ではハードディスク故障でパソコン修理でハードディスク交換を行うだけでなくCドライブの空き容量が少ない場合などで容量を増やす為のハードディスク交換・換装もやっていますので容量不足でお悩みの際には是非当店のハードディスク交換サービスをご検討ください。
尚、容量アップでのSSD換装も対応しております。
HDD交換でもSSD交換でも容量を増やす理屈は同じです。

HDD交換・SSD換装以外でCドライブの空き容量を増やす幾つかの方法

これらは大容量HDD・SSD交換以外でCドライブの空き容量を増やせる方法です。
大容量HDD交換のようにCドライブの空き容量が一気に増えると言うものではありませんが、どのようにすれば空き容量を増やせるのか。
以下参考までに幾つか方法を記載します。

ごみ箱の中のデータを削除する
基本的な事ですが通常ファイルを削除するとごみ箱に移動されます。
この状態では単にデータが移動されただけで実際にはファイルは消えていないのでドライブの空き容量は増えません。
ですのでごみ箱に大量のファイルが残っている場合でそれらがCドライブから削除したデータなのであればごみ箱を空にする事により大きく空き容量を増やせる可能性があります。

不要なファイルを削除する
必要のないファイルがCドライブ内にあるの場合は削除するのも空き容量を増やすのに有効です。
何でもかまわずデータを消してしてしまってはトラブルの元です。
Cドライブ内にあるプログラムフォルダやwindowsフォルダ内のデータを削除してはいけません。
一般的には個人用フォルダやデスクトップ上のデータなど個人的なファイルが保存されている場所から不要なフォルダ・ファイルがあれば削除されるのが良いでしょう。

不要なアプリ・プログラムを削除する
windowsを使用していく中で色々なアプリのソフトをインストールする事もあるかと思います。
しかしその内に使用しないアプリも出てくるかと思います。
アプリケーションのインストール先は通常Cドライブです。
不要なアプリをアンインストール(削除)すれば余分なデータが減りますのでCドライブの空き容量を増やす事ができます。
しかしソフトを削除したくらいでは大きく空き容量を増やす事はできないかと思います。

別のドライブに移動する
パソコンにDドライブなど別の保存できるドライブがあり空いているのであればCドライブの個人データなどを別のドライブに移すのも空き容量を増やす一つの方法です。
ファイルをコピーすればコピー先に残りますので元々のファイルを消して空き容量を増やす事ができます。

クリーンアップツールを使う
windows標準ですとディスククリーンアップと言う機能があります。
自動的に不要なファイルを検出して削除ができる機能です。
その他フリーソフトでもクリーンアップツール・ソフトがありますのでそのようなツールを利用利用するもの一つの方法です。

システムの復元機能を無効にして確保する
例えばシステムの復元の機能を無効にすれば過去に作られたシステム復元ポイントのデータが消えますのでその分Cドライブの空き容量を増やす事ができます。
無効にせずディスク領域の使用量を調整する事もできます。
減らせばその分空き容量を増やす事ができます。

一時ファイルを削除する
パソコンを使用していると色々な場所にtempフォルダが出来て一時的なデータが作られ収納されます。
削除されずに残っているtempフォルダなど使用されない一時的なファイルがある場合は削除すれば空き容量を増やす事ができます。
しかし増えても微々たるものかもしれません。

ドライブを圧縮する
このドライブを圧縮してディスク領域を空けるの設定を有効にしてドライブ全体を圧縮して空き容量を増やす方法もありますが元々圧縮率の高いファイルの場合には殆ど減らせず意味がありませんしCドライブの空き容量が増えてもパソコンの動作が遅くなってしまう元ですのでおすすめしません。

仮想メモリの保存先を変更する
仮想メモリは通常Cドライブ内で使われますがDドライブなど別の保存できるドライブがあるのであれば変更してしまうのも空き容量を増やす一つの方法です。
ページングファイルが別の場所に移動されますのでその分の容量を増やす事ができます。
パソコンの仕様・設定などにより様々ですが増やせても数百MBや数GBぐらいのレベルかと思います。
Cドライブのシステム部分を色々いじるぐらいであれば、もっと劇的に空き容量が増える方法を考えた方が良いかもしれません。

パーティションを調整する
現状でもしハードディスク1台に対してCドライブ・Dドライブなど複数のパーティションを区切っておりあまり使用していないドライブがあるのであればその部分を縮小して余った分をCドライブと合体させ空き容量を増やす事も可能です。
パーティションを操作するツールが必要ですがシステム領域も操作する事になりますので万が一の失敗やトラブルでデータが消えてしまったりwindowsが起動しなくなるなどある程度リスクもあります。

Cドライブの空き容量を増やす方法のまとめ

ちょっと僅かだけCドライブの空き容量が増えるだけで済むのであれば色々試して不要なファイルを削除するなどして使用領域を減らして空き容量を増やす。

「今までのデータは削除したくない」「今のWindows・Cドライブの環境を変えたくない」「ちまちまCドライブの空き容量を増やすのは面倒ください」「時間がかかって増やせるかどうかも判らないので一気に空き容量を増やしたい」などお考えの場合は大容量のHDDやSSDへ交換してCドライブの空き容量を増やす

を是非ご検討ください。


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