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Cドライブの空き容量不足はHDDやSSDへ交換して一気に改善

残り僅か

「Windowsの容量を増やしたい」「空きが不足して少ないので解消したい」「Cドライブが少ないのでHDDを交換して増やしたい」
不要なデータを削除したり何とかやりくりしてきたがCドライブの容量が満杯でほぼ0になってしまった。

これらの問題でお問合せいただく大半の目的は空き領域が少なくなっているので大容量のHDDへ交換して解決したいと言うものです。

故障して修理する為にと言うものではありませんが容量の問題を改善するため今パソコンに内蔵されている大きいHDDへ交換したいとご相談いただく事も多くあります。
アップグレード・メンテナンスのようなものです。

空きが少ない場合はどうすればよいのか・解決方法

問題を解決する方法は色々あります。
大まかに言えば方法は2つです。

  • 不要なデータ・ファイルを削除して使用領域を減らす
  • パーティション領域を広げて空きを増やす

その中で最も単純に一気に空き容量を増やす事ができるのは後者であるCドライブのパーティション領域を拡張して増やそうと言うものです。
拡張する領域が無い場合やパーティション構成を崩したくない場合にどうやって増やすのか。

それは元より大きい容量のHDDやSSDへ交換してしまえば良いのです。
現状のwindows環境・保存データ・設定・ソフトなど今の環境を維持したまま取り替えてアップした分を必要なパーティションに合体させる事により丸ごと空きにする事ができます。

前者の方法でも増やす事はできますが、大幅に改善すると言う事は難しいかと思います。
時間をかけて色々試行錯誤して不要なファイルなどを削除してちょっと増えたかと思えばまた減って少なくなってしまう。
データの使用量が増えたり減ったりを繰り返して限界になりHDDやSSDへの交換を依頼される。
そのようなパターンが多いです。

交換で改善させる場合の考え方

同じ容量のままでは問題を解決する事はできませんが、元より大きい容量のHDDやSSDにすれば増えた分をCドライブなり他のドライブなり丸々データを保存できる領域として自由に活用できるようになるのです。
ですのでその分をWindowsのシステムパーティションへ結合させれば一気に増えて何も悩まず問題を解決させる事ができます。

どのぐらい増えるのかは換装する容量次第

例えば元々500GBのHDDが搭載されていたパソコンを1TBに変更すれば実質500GB
2TBの場合は実質1.5TBも割り増しできるのです。
これだけの容量を+αとして活用できるのですから解決方法としてはとても有効な方法です。

空き容量が少ない場合はwindowsの動作が不安定 改善の必要有り

Windows上での容量不足警告事例

Windows10の領域警告

Windows10の警告例
ディスク領域不足
このPC上の空き領域が少なくなっています。使用状況を確かめて空き領域を増やすには、記憶域の管理を開いてください。

Windows10の記憶域解放警告

Windows10の警告通知
記憶域の開放
お使いのコンピューターの記憶域が不足しています。一部を解放するために記憶域の設定に移動してください。

Windows7のCドライブディスク容量不足

Windows7の警告通知
ディスク領域不足
ドライブ ローカルディスク(C:)のディスクの空き領域が非常に少なくなっています。
ここをクリックして、このドライブの領域を解放できるかどうか確認してください。

Windows8/8.1の場合も類似する警告メッセージが表示されます。

Windows7のディスク領域不足警告

ここをクリックして、このドライブの領域を解放できるかどうか確認してください。と言う部分をクリックすると使用していないプログラムを削除してディスクの領域を解放するよう勧められますがプログラムをアンインストールしても一般的には大幅に空きが増えるものではないと思いますし、そもそも全て必要で手元に置いておきたい場合は削除すらできません。

容量不足の通知は深刻な問題

Cドライブが少なくなると通常windows上のタスクトレイの通知などで「ディスク領域不足」や「記憶域の解放」などの警告メッセージが表示されます。

他のドライブで発生する場合はまだ良いですがシステムドライブとしてこの類の警告表示が現れたら深刻な問題ですので早急に空き確保する何らかの処置が必要です。

それ以前にコンピュータの使用領域バーが赤になっている時点で何らかの対処をしておくべきです。

システム領域が極端に不足するとパソコンの動作が遅くなったり不安定になったりパフォーマンスが極端に低下してしまいます。

不測のトラブルが発生したりOSが安定して稼動できなくなります。


空きが足りないとwindowsのアップデートもできない

アップデートが出来ない

Windows10で重要な更新プログラムをインストールするには、より多くの領域が必要です。
開始するには、[問題の修正]を選択します。と表示される警告ウインドウ

Windows10に限らずWindows7でも8/8.1でも理屈は同じですが空きが少ないとwindowsのアップデートや更新プログラムのインストールも出来なくなってしまいます。

色々な場面で勝手にデータが増えて減る

Windowsを実際に使用しているユーザーが何かのソフトをインストールしたりダウンロードしたりファイルを保存して消費すると言う以外にも何かの一時キャッシュであったりwindowsのアップデート・自動更新やバックグラウンドでプログラムが動いて見えない部分などでも常にデータは作られディスクスペースは減ります。
このようにwindowsが立ち上がった後にも色々な面でデータを消費しますので極端に少ない場合はスペースの確保が重要です。

ある程度パソコンを快適に使用できるようにするために、また意図しないトラブルに巻き込まれないためにもディスクスペースにはある程度余裕をもって使用されるようおすすめ致します。

大容量HDD・SSDの交換で解決する方法

物理的な異常・不具合がなければ元のストレージ容量よりサイズアップしたHDDに取り替えてデータを消さずにwindowsの空き領域を広げる事ができます。
SSDでも同じ事ができます。
(増量での交換が対応可能なパソコンである事が前提)

簡単に言えば完全なクローンを作って入替えて増量分をCドライブにくっ付けると言うものです。

赤バーで残り僅か

改善前
Windows7の空き領域が5.1GBで残り僅か
Cドライブが赤バー状態

改善前のプロパティ

プロパティで領域の使用状態を確認。
殆どが使用領域になっていて残り少ないのが判る。

空き容量改善開始・作業の流れ

まずパソコンを分解して内蔵HDDを取り外します。

取り外せたら次にクローン作成です。
準備したHDDへデータをコピーして複製を作ります。
この作業を行う事により今までのwindows環境・保存ファイル・フォルダ・設定・導入済みアプリなど丸ごと維持したまま入替える事ができます。
データ環境の移行・引越しです。

クローンの作成が完了すれば完全なバックアップが出来上がりです。
このHDDをパソコンに取り付けします。
分解手順と逆の方法で組み戻せば交換作業は完了です。

次にパーティションの調整です。
増量した分をシステムドライブに統合します。
未使用部分はセクタの後方に出来ますので他にも領域がある場合はWindowsが入ってる領域の隣まで持って来ます。
その後Cドライブの拡張・未使用領域との合体です。
丸々割り当てれば空き容量がMAXまで増やせます。

大容量HDD交換後のCドライブ

1TBのHDDへ交換・パーティション調整後の状態
Windows7の空き領域が処置前残り5.1GBに対して作業後は698GBと大幅に改善
青バー状態に戻る

パーティション調整完了後に起動を確認して問題なくWindowsが立ち上がればコンピューターのCのプロパティから使用領域と空き領域を確認し増えている事を確認して再起動・終了動作をチェックして終了です。

プロパティ

改善後の状態
これで今までと環境変わらずデータも消えずに空き容量が一気に増えます。

当店ではハードディスクの故障で修理を行うだけでなくアップグレードでの換装もやっていますので容量不足でお悩みの際には是非当店の交換サービスをご検討ください。
尚、容量アップでのSSD換装も対応しております。
HDDでもSSDでも理屈は同じです。

その他の空き容量を改善させる幾つかの解決方法

これらは大容量HDD・SSD交換以外で行える方法です。
どのようにすればCドライブの空き容量を確保できるのか。
以下参考までに幾つか方法を記載します。

ごみ箱の中のデータを削除する
基本的な事ですが通常ファイルを削除するとごみ箱に移動されます。
この状態では単にデータが移動されただけで実際にはファイルは消えていません。
ファイルを削除してごみ箱へ移しただけでは空きは増えないのです。
ですのでごみ箱に大量のファイルが残っている場合はごみ箱を空にする事により大きく増やせる可能性があります。
尚、ごみ箱にファイルを移動しないで削除と同時にファイルを消去する設定にしている場合は瞬時に増えます。

不要なファイルを削除する
必要のないファイルを削除すればその分増やす事ができます。
何でもかまわずデータを削除してしまってはトラブルの元です。
プログラムフォルダやwindowsフォルダ内のデータを削除してはいけません。
一般的には個人用フォルダである

  • ドキュメント マイドキュメント
  • ピクチャー マイピクチャー
  • ミュージック マイミュージック
  • ビデオ マイビデオ
  • ダウンロード

などに入っているデータやデスクトップ上のデータなど個人的なファイルが保存されている場所から不要なフォルダ・ファイルがあれば削除されるのが良いでしょう。

不要なアプリ・プログラムを削除する
windowsを使用していく中で色々なアプリのソフトをインストールする事もあるかと思います。
しかしその内に使用しないアプリも出てくるかと思います。
そのようなアプリをアンインストール(削除)すれば余分なデータを減らす事ができます。
アプリケーションのインストール先は通常Cドライブです。
一般的にはコントロールパネル内のプログラムのアンインストール(プログラムと機能)などから不要なアプリをアンインストールします。
しかしソフトを削除したくらいでは大きく増やす事はできないかと思います。

別のドライブに移動する
パソコンに別の保存できるドライブがあり空いているのであればCドライブの個人データなどを別に移すのも一つの方法です。
ファイルをコピーすればコピー先に残りますので元々のファイルを消して増やす事ができます。
外付けHDDやUSBメモリへ移動しても理屈は同じです。
尚、一般的にはユーザーが作成・保存した動画や写真や音楽ファイルやエクセル・ワードファイルなど個人データのみでありインストール済みのソフトが入っているプロクラムフォルダやwindowsフォルダなどは出来ません。
考え方として移動しても支障がないデータのみとお考えください。

クリーンアップツールを使う
windows標準ですとディスククリーンアップと言う機能があります。
自動的に不要なファイルを検出して削除ができる機能です。
その他フリーソフトでもクリーンアップツール・削除ソフトがありますのでそのようなツールを利用利用するもの一つの方法です。

システムの復元機能を無効にして確保する
例えばシステムの復元の機能を無効にすれば過去に作られたシステム復元ポイントのデータが消えますのでその分空きが生まれます。
無効にせずディスク領域の使用量を調整する事もできます。
減らせばその分を確保する事ができます。

一時ファイルを削除する
パソコンを使用していると色々な場所にtempフォルダが出来て一時的なデータが作られ収納されます。
通常であればそのtemp内のファイルは一時的に使用しているアプリなどの作業が終了すれば自動的にクリーンアップされますが場合によってはそのまま残ったり保持されたままになってしまうtempデータもあります。
そのような一時ファイル・使用しないファイルを削除すれば幾分か確保する事ができます。

ネットで検索して調べて消せるファイルを消す
パソコンの使用環境・windows環境は各ユーザー様さまざまです。
各OS共通で消してもかまわない部分はそれに沿ってデータを削除してかまわないと思いますが、
それ以外の部分は個々に調べて消せるファイルがあるかどうか判断しなければなりません。
しかし細かい部分のファイルを消したとしても大幅に増える事はないかと思います。
データを掃除する目的で行うのであれば良いかと思いますが空きを確保する目的で行う場合は労力に見合わない場合が殆どかと思います。

ドライブを圧縮する
このドライブを圧縮してディスク領域を空けるの設定を有効にしてドライブ全体を圧縮して増やす方法もありますが元々圧縮率の高いファイルには殆ど意味がありませんし圧縮すると言う事はデータを使用する際には解凍(展開)しなければなりません。
圧縮してもwindows・パソコンの動作が遅くなってしまう元ですのでおすすめしません。

仮想メモリを別のドライブに変更する
仮想メモリは通常システムドライブで使われますが別の保存できるドライブがあるのであれば変更してしまうのも一つの方法です。
ページングファイルの分増やす事ができます。
パソコンの仕様・設定などにより様々ですが空いても数百MBや数GBぐらいのレベルかと思います。
システム部分を色々いじるぐらいであれば、もっと劇的に改善する方法を考えた方が良いかもしれません。
あとHDDの観点から考えれば仮想メモリを後方セクタに作られると言う事になりますので若干仮想メモリのスワップ動作も遅くなると考えられます。

パーティションを調整する
現状でもしハードディスク1台に対して複数のパーティションを区切っておりあまり使用していない領域があるのであればその部分を縮小して余った分をCドライブと合体させる事も可能です。
パーティションを操作するツールが必要ですがシステム領域も操作する事になりますので万が一の失敗やトラブルでデータが消えてしまったりwindowsが起動しなくなるなどある程度リスクもあります。
本来であれば丸ごとバックアップを取って万が一のトラブルに対処できるよう安全・安心を担保してから行う方がベストでしょう。
尚、windows Vista以降はwindows標準としてパーティションを調整する機能を有しています。
(コンピュータの管理のディスクの管理から行えます)
しかし何でも調整できるものではなく後方の空き領域に対して別の領域を超えて前方へ持ってくるなど高度な調整はできません。
そのままの位置からボリューム圧縮で縮小したり拡張で広げたりするぐらいなので例えば隣にDドライブがあるけども使ってないので丸ごと消してCとして拡張させると言う方法であれば可能でしょう。
しかしもしメーカーパソコンでハードディスクにリカバリ領域を有する機種の場合リカバリプログラムの仕様によっては消したり拡張したりする事により現状の構成が変わってしまい今後リカバリ領域からリカバリが出来なくなってしまう可能性も考えられます。
パーティションを操作すると言う事は便利な事も色々ありますが色々なリスクもあります。
もしリカバリディスク・メディアを作成していない場合は必ず調整する前に作成するべきです。
もし調整した後に作成しようとするとパソコンによっては作成ツールとリカバリ領域の整合性が取れず作成出来なくなってしまうことでしょう。
このようにリスクもありますし色々問題が出てくる場合もあります。
何十GBや何百GBなどの大きな容量を生み出すことができるのであれば調整を行うのも一つの方法として有効かと思いますが危険をおかして僅か数MBや数GBぐらいを生み出すために行うものではないと思います。

まとめ

ちょっと僅かな改善だけで済むのであれば色々試して不要なファイルを削除するなどして使用領域を減らして空きを確保する。

「今までのデータは削除したくない」「今の環境を変更したくない」「バックアップも兼ねているのでデータは消せない」「ちまちま改善させるのは面倒ください」「時間がかかるので一気に改善したい」などお考えでCドライブを何とかしたいと言う場合は大容量のストレージへ変更して解決させる

をご検討ください。


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