リカバリディスクの作成・リカバリディスクはHDD交換修理時も使用する

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リカバリディスクとは メーカーパソコンのリカバリディスク作成

リカバリディスク・作成した再セットアップディスク

リカバリディスク(リカバリメディア)とはパソコンを初期化・リカバリするときに必要なディスクで外部媒体からリカバリ出来るようにする為に予めDVD-Rなどにリカバリディスクを作成しておきます。
パソコンのメーカーによってはリカバリディスクの呼び名が違う場合もあります。
NEC LaVie VALUESTARなどのパソコンではリカバリディスクの事を再セットアップディスクや再セットアップメディアと言いますがリカバリディスクとしての名称が違うだけで理屈は同じリカバリする為のディスク・メディアです。

リカバリとは回復や復旧の意味がありリカバリディスクは外部から回復する為のディスクになりますが、メーカーパソコンで言うリカバリは工場出荷時相当のWindows環境をインストールして戻す事を指します。

リカバリディスクとリカバリ領域の関係

リカバリディスクにはWindowsをリカバリするデータが入っていますが、初期状態のwindows環境を丸ごとバックアップしてイメージ化したものをリカバリイメージと言いリカバリディスクにもそのリカバリイメージが入ってます。
リカバリイメージをハードディスク内に収納したものをリカバリ領域と言いディスクに書き出したものをリカバリディスクと言います。

すなわちリカバリとはリカバリディスクやリカバリ領域からそのリカバリイメージをハードディスク(Cドライブなど)に展開させ初期状態のWindows環境へ回復させると言う事で、それを外部から実行させる為に必要なものがリカバリディスクです。

このようなリカバリ領域やリカバリディスクから元のパソコンの状態へ戻す作業・システムを初期状態へリカバリする作業をメーカーでは一般的にリカバリインストールと言いパソコン(Windows環境)を購入時相当の状態へ戻したい場合に行います。

リカバリディスクは自分で作成しなければならない

Windows 98など昔の機種は大概どのパソコンでもこのリカバリディスクが付属していました。
しかしXPの頃からかリカバリディスクが付属されないパソコンが増えてきました。
リカバリディスクが無い代わりにハードディスク内にリストア・リカバリ領域を設けてそこから初期化・リカバリできるようにしたのです。

それと同時にユーザーの方でCD-RやDVD-RやBD-RやUSBメモリなどにリカバリディスクを作成できるようにしました。

今までパソコンに付属していたリカバリディスクが無いので自らセルフでリカバリディスクを作成して取っておく必要があるのです。

リカバリディスクが必要な理由・内蔵のリカバリ領域も万能ではない

通常であれば単にWindowsの不具合でWindowsやCドライブの中身が壊れてしまった場合はリカバリディスクからリカバリしなくても普通にハードディスクのリカバリ領域からリカバリして初期状態へ戻せます。
しかし例えば誤ってハードディスク内の全データを消去してしまったりパーティションテーブルの異常などで内部からリカバリが実行できないほど論理的にクラッシュしてしまった場合はリカバリ領域からリカバリを行う事が出来なくなってしまうのです。
ハードディスクが物理的に故障してしまった場合も内部からリカバリを実行する事ができません。

万が一に備えリカバリディスクは作成するべきもの

このような事態に備えてリカバリディスクは作成しておくもので、一般的にはパソコン購入後正常にWindowsが稼動している内にマニュアル等に沿って各メーカーのリカバリディスク作成ツールを使用してリカバリディスクを作成し保管しておくようになっています。
リカバリディスクのようにリカバリできる手段を外部媒体に取っておけば何かパソコンにトラブルがあった時にも安心です。
リカバリディスクを作成しておかないと内蔵のリカバリ領域が壊れた時に元に戻せる素材が何も無いと言う事になってしまいます。
極論リカバリできない・windowsを入れられないと言う事になってしまうのでリカバリディスクの作成はメーカーパソコンを使用する上でとても重要です。

リカバリディスクの作成方法

リカバリディスクが作成できるパソコンは最初からリカバリディスク作成ソフトやプログラムがインストールされています。
マニュアルに記載されているリカバリディスク作成方法などを参考にプログラムからツールを立ち上げて画面の指示にしたがってリカバリディスクを作成していきます。
DVD-Rにリカバリディスクを作成する場合は複数枚になるはずです。
各パソコンメーカーやパソコンの発売時期によりリカバリディスク作成ソフトの名称も様々です。

リカバリディスクが作成できない場合の対処方法

パソコンのメーカー・機種によってはリカバリディスクを作成できないパソコンもあります。
リカバリディスクの作成ツールが付属していないパソコンなどです。
そのようなパソコンはHDDを丸ごとバックアップできるようなソフトでバックアップイメージを作るかシステムイメージの作成などでイメージデータを作成して取っておくとかシステムファイル入りの回復ドライブをUSBメモリで作成しておくなどリカバリディスクの代替として何らかの方法でそのリカバリ・回復・バックアップイメージ単体でWindowsが丸ごと元に戻せるようなリカバリディスク相当の素材を作成しておく必要があります。

Windows10では、メーカーでリカバリディスクを作成する専用ツールを提供せずWindows10標準機能を利用してシステムファイル入りの回復ドライブをUSBメモリに作成してリカバリディスクの代わりに使用するパソコンメーカー・機種も増えています。

ハードディスク故障でハードディスク交換修理の際にもリカバリディスクを使用する

内部ハードディスクが故障したパソコンの修理でハードディスク交換修理をする際にも通常、リカバリディスク(リカバリメディア)が必要となります。
ハードディスクが故障してWindowsが起動しないパソコンなどは正常なハードディスクに交換しなければパソコンを修理できません。
しかしハードディスクを交換しただけではwindowsは起動しません。
新しいハードディスクにはWindowsやリカバリ領域含め何もデータが入ってないからです。
ハードディスクを交換したパソコンにどのようにwindowsを入れるのか。
工場出荷時の状態にリカバリしたい場合は基本的にこのリカバリディスクを使用してリカバリインストールを行います。
ですので前もってリカバリディスクを作成しておかないとハードディスク交換後にリカバリが出来なくなってしまうのです。
もし正常にパソコンが動作している状態でまだリカバリディスクを作成していないお客様は万が一に備え至急リカバリディスクをお作りください。

リカバリディスクが無い・作成して無いけどもハードディスク交換修理をしたい場合

もしハードディスクが故障してしまいハードディスク交換修理・パソコン修理を依頼したいがリカバリディスクを作成していなかった場合でもハードディスク交換時にリカバリディスクを使用せずリカバリインストールで対応できる場合もございます。
その際はハードディスク交換修理お問合せ時にリカバリディスクが無い・お持ちでない旨を合わせてご相談ください。

リカバリディスクとリカバリメディアって何が違うの?

昔から一般的にリカバリする事ができる外部媒体をリカバリディスクと言いましたが現在はリカバリメディアと言い方を変えているパソコンメーカーもあります。
これはUSBメモリーがリカバリディスクの作成対象に加わったからです。
USBメモリーはディスクではないので幅広い名称でリカバリディスクからリカバリメディアと言い方が変わっていますが用途は同じでリカバリディスクもリカバリメディアも変わりません。
どちらも外部からリカバリできる媒体です。