リカバリインストールによるパソコンの初期化・リカバリでのWindows再インストール

  1. パソコン修理・データ復旧
  2. ハードディスク交換
  3. リカバリ・リストア作業

リカバリインストール・HDD交換修理時も行うリカバリでのWindows再インストール

リカバリとはWindowsをインストールする方法の一つでメーカーパソコンでのリカバリはパソコン購入時相当のWindows環境をインストールして初期状態戻すリカバリ・復元作業の事です。

リカバリは一般的にWindowsのソフト的な障害でリカバリさせパソコンを修理・修復する為のものでリカバリする事により一旦システムドライブのデータを消去して正常なOSをリカバリ・再インストールし正常なWindows環境へリカバリする事でパソコンを使用できるように再構築すると言うのがリカバリによるインストールの作業となります。

リカバリは初期状態のWindowsをインストールする事によるWindowsの修理・リカバリです。
ハードディスクが故障したメーカーPCを修理する際にもハードディスクを交換した後に通常この「リカバリインストール」と言う作業を行いWindowsが起動できるようリカバリして修理する形になります。

リカバリの呼び名は色々ありますがリカバリーとかNECでのリカバリは再セットアップと言ったりリカバリの事をパソコンの初期化とか再インストールとかリストアとかありますがメーカーPCでのリカバリは一般的にで色々カスタマイズしたWindowsのリカバリイメージをハードディスクに展開して一括でインストールする作業をリカバリあるいはリカバリインストールと言います。

リカバリでの修理
Windowsやソフトウェアに不具合のあるパソコンを修理する場合、リカバリによる修理は手っ取り早い修理で今までのデータが不要であればリカバリで初期状態のイメージをリカバリインストールする事によりパソコンを修理できます。

ハードディスクが故障したパソコンはそのままリカバリしても修理できませんので正常なハードディスクに交換して修理した後にリカバリによる修理と言う事になりWindows環境をリカバリインストールすれば再びWindowsを使用出来るようになります。

ソフトの故障だけであればリカバリの修理だけで済みますがHDDの故障でHDDを交換する場合はリカバリだけでは修理できませんのでハードの修理とリカバリの修理両方が必要と言う事になります。

リカバリインストールのメリット

  • Windowsの不具合がソフトの不具合であればリカバリで改善する
  • ソフトの問題でパソコンの動作が遅い場合はリカバリで復旧する
  • Windowsのソフトクラッシュで起動しなくなったパソコンがリカバリで起動が復旧
  • Cドライブにウイルスが入っている場合リカバリすればウイルスも消える
  • リカバリすれば故障原因の判断材料になる

リカバリインストールのデメリット

  • リカバリすると今までのデータや設定が消えてしまう
  • ハードディスクの故障であればリカバリしても修理できない
  • リカバリすると初期状態に戻る

リカバリの修理・リカバリで故障原因を切り分ける方法

良くお客様からパソコンの修理のご相談でリカバリが失敗して出来ないとかリカバリしても調子が悪いからハードディスクの故障だと思うのでハードディスクを交換修理してリカバリして欲しいなどとお問合せいただく事がございますが、リカバリインストールは故障原因の切り分け方としてよい考え方だと思います。

パソコンの動作が異常に遅くなってしまった場合にリカバリで修理できる可能性がありますしWindowsが起動しなくなってしまったパソコンもリカバリで修理できる場合があります。
何故ならばソフト問題の場合はリカバリで動作が回復するからです。
当然ハード障害やハードディスク故障の場合はリカバリで修理出来ません。

ソフトかハードウェア問題なのか原因を特定したい場合、今までデータが全て消えてしまってもかまわないのであればリカバリする事によりどちらの問題なのか判断する事ができます。

リカバリインストール作業が正常に完了してリカバリ後のWindows動作も問題なく復旧したのであればリカバリで修理できたと言う事になりWindowsのソフト的な故障で不具合が発生していたと判断できます。
リカバリ以降問題なくパソコンが動作するのであればリカバリだけで修理は完了と言う事です。

一方、リカバリ途中でエラーになり失敗してリカバリ出来なかったりリカバリが成功してもWindowsの動作が異常に遅かったりリカバリ後もエラーが出て不安定な動作をするのであればリカバリで回復できないと言う事になりハードの異常である可能性が高いです。

ハードレベルの故障なのであればハードの修理が必要ですが、その中でもっとも最も可能性が高い故障箇所はハードディスクです。
この場合はハードの修理をする前にリカバリインストールなどソフト的な処置をしてもパソコンは修理できません。
ハードディスクを交換してからリカバリなどでパソコンを修理するようになります。

リカバリによるパソコン修理の考え方
初期状態へリカバリする事により正常なWindows環境が導入されますので、リカバリのみでパソコンが修理できるのであればソフトウェア問題。
リカバリも出来ないとかリカバリ出来てもパソコンが正常に動作しないと言う場合はハード問題を疑います。

ハードディスク交換後のリカバリ

故障などでハードディスクを交換する際にリカバリしたい場合は通常リカバリディスクを使用してリカバリインストールを行います。
何故ハードディスクを交換するとリカバリが必要なのか?ハードディスクを交換しただけではダメなのかと思われる方も居るかもしれませんがハードディスクを交換すれば勝手にWindowsがリカバリされるわけではありません。

交換する新しいハードディスクには何もデータが入っていません。
最初からリカバリされてるわけでもなくWindowsもリカバリ領域も入っていません。
単にパソコンのハードディスクを交換しただけではWindowsは起動しないのです。
Windowsが起動・使用できるよう修理するには正常なハードディスクへ交換した後にリカバリなど何らかの方法でWindowsをインストールしなければなりません。

メーカーパソコンの場合、通常そこでWindowsをインストールする方法はリカバリディスクによるリカバリインストールです。
ハードディスク交換後にこのリカバリディスクを利用してリカバリインストールをする事により工場出荷時相当のWindows環境がリカバリされWindowsが起動・使用できるようになります。

まだリカバリディスクを作成していない場合
もしリカバリディスクを作成していない場合でハードディスクの故障でもまだWindowsが起動・稼動する状態なのであればハードディスク交換修理を依頼される前に至急マニュアルに沿ってリカバリディスクをお作りください。

Windowsは動作するがリカバリディスクの作成方法が判らない場合はハードディスクを交換する前に当店でリカバリディスクの作成まで承る事も可能です。
※Windowsが正常に動作しパソコンに搭載されているリカバリディスク作成ツールを利用してリカバリディスクが作成出来る事が前提

リカバリディスクが作成できればハードディスク交換後にリカバリディスクからリカバリインストールでWindowsをインストールする事ができます。

リカバリディスク

工場出荷時状態に戻すリカバリディスク

リカバリディスクを作成する前に故障してしまった場合
もしリカバリディスクを作成していないままハードディスクが故障してしまった場合やWindowsは何とか動作するがリカバリディスクの作成を試したところリカバリディスク作成途中でエラーになりリカバリディスクが作成出来なかったと言う場合もあるでしょう。

そのような場合でもメーカーからリカバリディスクが購入できるパソコンもありますしパソコンの状態によってはリカバリディスクが無くてもハードディスク交換修理時にそのままリカバリインストールで対応出来る可能性もございます。

ハードディスクを交換したいがリカバリディスクが無い場合やリカバリディスクを作成していない場合でも諦めずにご相談ください。

尚、パソコンによっては修理でハードディスク交換後にリカバリしようとしても取り付けたHDDがリカバリのイメージにマッチングせずリカバリ中やセットアップ時にエラーになってしまうパソコンもあります。

もしそのままリカバリできないパソコンでも当店ではハードディスク交換修理の際に調整してリカバリイメージを展開させてリカバリインストール後のWindows起動まで構築する事が可能です。

リカバリディスクとリカバリ領域の関係

昔のメーカーパソコンではリカバリディスクと言うパソコンを初期状態へ戻すディスクが付属されていましたが最近のパソコンは殆どのパソコンでリカバリディスクは付属せずハードディスクの中にリカバリ領域(工場出荷時のwindows環境が含まれる復元イメージを含む領域)と言うものを設けています。
このリカバリ領域は通常隠しパーティションとなっておりWindowsのコンピューター・マイコンピュータにはドライブとして出てきません。
リカバリ領域が無くなると困りますので通常の操作ではリカバリ領域は消せないようになっています。
Windowsを元の状態へ戻したい場合は、そのリカバリ領域から立ち上げてリカバリを行うのが一般的です。
しかしながらこのリカバリ領域はWindowsが入っているシステムドライブ同様ハードディスクの中に入っています。
ソフトウェアの障害や誤ってこのリカバリ領域のパーティションを消してしまったなどトラブルや誤った操作でリカバリ領域からリカバリインストールが行えなくなってしまう可能性も有り得ます。
そんな万が一のトラブルに備えて殆どのパソコンでは内蔵されているリカバリディスク作成ツール等を使用してリカバリディスクを作成出来るようになっています。
メーカーのパソコンを購入した際には万が一に備えまずこのリカバリディスクを作成して取って置くのが一般的です。
パソコンの仕様や年代や機種により様々ですが通常であればCD-RやDVD-RやBD-Rなどを使用してリカバリディスクを作成します。
USBメモリのメディアにリカバリディスク(リカバリメディア)を作成できる機種もあります。
ハードディスクが故障したメーカーパソコンを修理する場合、通常であればハードディスクを交換した後にこのリカバリディスク・リカバリメディアを使用してソフトも修理しなければなりません。
ハードディスク交換後にリカバリインストール作業を行う事により工場出荷時相当のWindows環境が立ち上がり起動が回復します。

リカバリインストールの方法

リカバリインストールの方法は二通りあります。
リカバリ領域からインストールするのかリカバリディスクからインストールするのかと言う事になりますがハードディスクを交換する場合はリカバリディスクから行います。

リカバリ領域からインストールする方法

通常であればリカバリ領域から行いますがパソコン起動時にリカバリ領域から立ち上げて元へ復元する為のリカバリプログラムを起動させるようになります。
このリカバリエリアはDtoD領域(Disk to Disk)などと言いそのリカバリ領域から復元する方法をDtoD方式とか言う場合もあります。
リカバリ領域を立ち上げる方法はNECや富士通・SONY・東芝などパソコンメーカーにより様々で起動時にファンクションキー(F10やF11やF12やF4など)を押してリカバリブートさせるものや東芝dynabookだと0キー(ゼロキー)を押してリカバリブートさせるパソコンや富士通FMVなどはサポートボタンやブートデバイス選択画面からトラブル解決ナビと言うツール・リカバリプログラムを立ち上げてリカバリを開始するパソコンもあります。
SONY VAIOではASSISTボタンからVAIO CareレスキューやVAIOリカバリーセンターなどのリカバリプログラムを立ち上げてリカバリをするパソコンもあります。
パナソニックレッツノートではBIOSセットアップ画面からリカバリインストールを開始するパソコンもあります。
メーカーや機種によりリカバリの立ち上げ方も様々ですが理屈は同じでリカバリ領域や回復領域から初期状態へ戻すためのリカバリプログラムを立ち上げると言う事です。
以降は画面の指示に従いリカバリインストールを開始しイメージ展開後Windowsが起動するようになります。

リカバリディスクからインストールする方法

リカバリディスクからリカバリプログラムを立ち上げる場合は、BIOSで立ち上げようとするブートデバイスの優先順位を先頭の一番目に持ってくるようにします。
通常であればリカバリディスクはCDやDVDやBDなど光学メディアでブートさせますのでリカバリディスクから立ち上げたい場合はDVDドライブやブルーレイドライブなど光学ドライブをブートデバイスとして選択します。
リカバリのブートディスクは通常リカバリディスクの1枚目になりますのでこのブートディスクを入れてリカバリプログラムを立ち上げるようになります。
最近ではUSBメモリなどに作成できる機種もあります。
リカバリディスクがUSBメモリの場合はUSBメモリをブートデバイスとして選択します。
何事も別のデバイスで立ち上げたい場合は立ち上げようとするブートデバイスを指定してあげるのがポイントです。
以降は画面指示にしたがいリカバリインストールを開始させますがリカバリディスクから行う場合は、一旦復元イメージのデータをリカバリ領域に収納してからCドライブに復元・リカバリイメージを展開するパソコンが多いです。

リアバリ領域まで復元される仕様であれば再びリカバリで初期化したい時、内部のリカバリ領域からリカバリインストールを実行する事もできますが、このリカバリ領域まで復元されな場合は以降もリカバリディスクからしかリカバリインストールは行えません。
リカバリメディアが壊れればリカバリ出来なくなりますのでメディアにキズが付かないよう大切に保管されるようお勧めします。

主なリカバリプログラム

  • TOSHIBA Recovery Wizard
  • VAIO Careレスキュー
  • VAIOリカバリーセンター
  • NEC 再セットアップ
  • NECリカバリーツール
  • 富士通 トラブル解決ナビ
  • Dell DataSafe リストアと緊急バックアップ
  • HP Recovery Manager
  • Lenovo OneKey Recovery
  • ONKYO リカバリツール
  • Norton Ghost

リカバリインストールとWindowsインストールの違い

リカバリとはWindowsのOS以外にプレインストールされていたアプリケーションソフトや専用のユーティリティソフト・専用のデバイスドライバなど全て含めた工場出荷時相当のイメージをハードディスクのCドライブにリカバリする事によりパソコンを購入した時のWindows環境相当の状態へ回復する作業となります。
簡単に言いますとリカバリすれば工場出荷時相当のWindows環境が立ち上がるようになります。
いわゆるメーカーパソコンの初期状態です。

一方、Windows単体でのインストールの場合はリカバリインストールとは異なりWindowsのみしかインストールされません。
アプリケーションソフトもリカバリ時とは異なりWindows標準搭載のソフトしか入りません。
デバイスドライバもリカバリの場合は全て最初から認識されていますがWindowsインストールの場合は標準で入っているドライバでしか認識出来ませんのでそれ以外のデバイスは未認識デバイスとなります。
これらがリカバリとの違いです。
何か使用したいソフトがあるのであれば自ら手動で個別にインストールするようになり未認識デバイスも認識させたい場合は個別に専用のドライバを入れてセットアップするようになります。

Windowsインストールとは主に自作PCなどでWindowsを手動で一から構築していく方法となります。
一方、メーカーPCの場合はそのように一から手動で構築するのは大変で時間も手間も非常にかかりますのである程度簡単にする為に購入時相当のWindows状態を丸ごとイメージ化したリカバリイメージがありそれをリカバリインストールする事により一発で購入時の初期状態へ戻せるようになっています。

リカバリするとOfficeはどうなるの?

ハードディスク交換を承る際によくお客様から今まで入っていたオフィスのソフトはどうなるのかと聞かれる事があります。
オフィスが元々プレインストールされているパソコンはOfficeのパッケージが付属していると思います。(ディスクとプロダクトキー)
昔のパソコンはリカバリ時又はリカバリ後に付属のOfficeのパッケージでオフィスをインストールしてセットアップする事によりワードやエクセルが使えるようになります。
最近のパソコンではリカバリする事によりWindowsと一緒にオフィスもリカバリされる機種もあります。
この場合はリカバリ後、オフィス初回起動時に付属オフィスのプロダクトキーを入力してセットアップすればワードやエクセルが使えるようになります。
リカバリしたりハードディスクを交換するとオフィスが使えなくなると言う事はございません。
ご安心ください。

リカバリする前にバックアップ 困難な場合はデータ復旧で救出を検討ください。

リカバリをすると今までのデータが消えます。
必要なファイルやデータがある場合はリカバリ前にバックアップが必要です。
Windowsが入っているCドライブ・システムドライブはフォーマットされる為間違いなく消えます。

リカバリプログラムの仕様によって様々ですがリカバリ領域以外全て消さないと元に戻せないパソコンの場合は復元部分の領域以外全てのデータが消えてしまいます。

もし論理的な障害でWindowsが起動しなくなってバックアップもできないパソコンからデータを取り出したいファイルを救出したい場合は当店のデータ復旧サービスでファイルの救出を行っておりますのでご希望ありましたらリカバリされる前にデータ救出・ファイルを取り出したい旨ご相談ください。