液晶一体型パソコンのハードディスク交換修理

  1. パソコン修理・データ復旧
  2. ハードディスク交換・HDD交換
  3. 液晶一体型パソコン

液晶一体型パソコンの修理 ハードディスク交換サービス

液晶一体型パソコンとは

液晶一体型パソコンとはパソコン本体と液晶画面が一体になっているパソコンです。
機種によってはキーボードも一体になっている一体型パソコンもあります。

ノートパソコンも液晶画面と一体になっている点は同じですが異なる点として持ち運びするものではなくデスクトップパソコンのように置いて使用すると言う点です。

よって液晶一体型パソコンもデスクトップなパソコンです。
通常のデスクトップパソコンではモニターとパソコン本体が別々になっていますが、一体型パソコンはモニターも一体になっていますのでメーカー・機種によってはオールインワンPCなどと言われるパソコンもあります。
一般的には比較的大きい画面が内蔵されているパソコンが液晶一体型パソコンとして多いです。

液晶一体型パソコンに内蔵されているHDD

液晶一体型パソコンのハードディスクは一般的に3.5インチのHDDが搭載されています。
機種によっては2.5インチのHDDが搭載されているパソコンもあります。
比較的小さい液晶一体型パソコンは2.5インチのHDDが搭載されている可能性が高いですが機種によっては同じ形をしたパソコンなのに3.5インチや2.5インチなど異なるHDDが取り付けられているパソコンもあります。

昔はPATA(IDE)タイプのHDD現在はSATAタイプのHDD。
現在最も多くハードディスク交換修理を承っている液晶一体型パソコンは3.5インチSATA HDD搭載のパソコンです。
OSとしてはWindows 10やWindows 8やWindows 7の液晶一体型パソコンの修理が多いです。

容量不足での交換なども承っています

近年の液晶一体型パソコンではHDD以外にもストレージがありメモリをディスクドライブのように扱えるSSD(ソリッドステートドライブ)を搭載する機種もあります。
SSD+HDDなどの構成になっているパソコンもあり容量の大きいSSDへ交換してSSDの空き容量を増やして欲しいなどのご依頼をいただく事もあります。

その他HDDの容量を増やしたい。
保存データを保持したままCドライブの空き容量を増やしたいなどアップグレードのご依頼をいただく事もあります。
機種によっては修理でHDDを交換する際に大きい容量のHDDへ交換する事もできますし故障での修理でなければデータが消えないで容量アップでHDDを交換してCドライブの空き容量不足を解決させる事もできます。

ご予算合えば修理の際に色々なストレージへ交換も可能

SATAタイプの3.5インチや2.5インチHDDが搭載されている液晶一体型パソコンは基本的にHDD交換以外にハイブリッドHDD(SSHD)やSSDへ交換する事もできます。
HDDの故障で修理の際にご希望あればご案内しますのでその旨お知らせください。

液晶一体型パソコンの修理でハードディスクを交換する際には、まず最低限どのタイプのHDDが搭載されているか把握する必要があります。

故障でハードディスクを交換する際の考え方

ハードディスクが故障した液晶一体型パソコンの修理はハードディスクを修理するものではなく新しい正常なハードディスクへ交換してWindowsを導入してWindowsが起動・使用できるよう修理するものとなります。
メーカーでもどこでも同じですがハードディスク自体を修理して故障直前の状態へ復活させるものではございません。

メーカー修理よりHDD交換費用が安い

メーカーでハードディスクが故障したパソコンを修理すると高額な修理代がかかりますが当店では格安にて液晶一体型パソコンのハードディスク交換修理を承っております。
お気軽にご相談ください。

こちらではハードディスク交換サービスで行っている液晶一体型パソコンのハードディスク交換修理の事例として作業・修理の流れをご案内致します。

東芝液晶一体型パソコン

修理する液晶一体型パソコン

今回は東芝製液晶一体型パソコン dynabook Qosmio D710/T7BWB (型番 PD710T7BBFWB) Windows7搭載のハードディスクを交換します。
SATAタイプ1TBのHDDが搭載されています。
家電量販店オリジナルモデルのようですが、同じ形をしたdynabook D710やD711などは殆ど同じ作りです。

修理の問合せ時のパソコンの状態

パソコンの電源を入れるとQosmioのメーカーロゴ画面のままWindowsが起動しなくなったとの事でハードディスクの故障と思うので修理をしたいと言うご相談でした。

パソコンを修理する際の希望

ハードディスクが故障する前にリカバリディスクを作成していなかったが出来る事ならハードディスク交換後にリカバリインストールをして工場出荷時相当(パソコン購入時相当)のWindows7環境が起動するようにして欲しいと言うご要望でした。

Windows エラー回復処理の画面

パソコン到着時の起動確認・状態チェック

当店にパソコンが到着してまず起動を確認してみたところお知らせいただいていた状態とは異なり
メーカーロゴ画面表示後にWindows エラー回復処理の画面が表示されました。

Windowsを通常起動するを選択してもセーフモードを選択しても途中で進まずWindowsは起動しない状態でした。

ハードディスク故障の確認

診断ツールでハードディスクの異常有無を確認します。
SMART値ではまだ限界は超えておらず閾値を下回る値はありませんでしたがセクタスキャンで損傷が確認できました。
このようにSMARTエラーの警告が発生していなくても故障しているハードディスクはあります。

ハードディスク交換作業開始

ハードディスクが壊れている事が判りましたので交換作業に入ります。
まずは液晶一体型パソコンの分解です。

液晶一体型パソコンのスタンドを外す

本体を裏返してスタンド・台座を取り外します。
パソコン本体とスタンドが固定されている化粧カバーをドライバーでネジを外してカバーを取り外すとスタンドが固定しているネジが見えますので全て外してスタンドを取り外します。

ブルーレイディスクドライブを外す

続いてブルーレイディスクドライブ(光学ドライブ)も取り外します。
マウント金具のネジを外して押し出してスライドさせ外していきます。

ワイヤレスキーボード・マウスのレシーバーを外す

続いて裏面右下のカバーを外してワイヤレスキーボード・マウスのレシーバーをUSBポートから外していきます。

メモリ周りのコネクタを外す

続いてメモリーが内蔵されている部分のカバーのネジを外してカバーを外して内蔵電池上側のコネクタを外しておきます。

東芝dynabook液晶一体型パソコン分解写真1

最後に裏面全体のカバーを取り外す為のネジを全て外していきます。
これで裏面カバーを外す下準備ができました。

続いて裏面カバーを外していきます。
ここがとても大変で普通は中々外れません。
周りの内部のツメを壊さないよう薄い平たいもので若干こじってツメを外していきます。
力加減や力の入れる方向など何度も経験を積まないと外すのは難しいです。

dynabook液晶一体型パソコン分解写真2

裏面全体のカバーが外れるとようやく内部を見る事ができます。
ハードディスクがマウント金具でネジ固定されています。
ネジを外してSATAと電源が一緒になっているコネクタを外してハードディスクを一体型パソコン本体から取り外します。

取り外した故障しているHDD

続いてハードディスクのマウント金具とハードディスクを分離します。
横の固定ネジ4本を外すとマウント金具からハードディスクが取り外せます。

マウント金具からHDDを外す

やっとハードディスクだけになりました。
これが故障しているハードディスクです。
シーゲート製の1TBのHDDでした。

ハードディスク交換準備

今回新しく取り付けるハードディスクを準備します。
東芝製のSATA3.5インチ1TB HDD(DT01ACA100)です。

できればリカバリインストールとの事でしたので故障しているハードディスクからリカバリデータの抽出を試みます。

ハードディスクが故障していてもリカバリ領域が無事であればパーティションごと新しいハードディスクに移植してリカバリインストールを行う事ができます。
しかし故障は故障ですので成功するかどうかは試してみないと判りません。
成功すれば最善のパソコン修理です。

尚、ハードディスクが認識しない故障の場合はこの試みは行えません。
今回は無事リカバリ領域を抽出する事ができました。
新しいハードディスクに組み込んでセット完了です。

ハードディスク取り付け完了

パソコンの組み戻し

新しいハードディスクを取付けて分解したパソコンを元通りに組み戻していきます。

液晶一体型パソコン分解を組み戻す

まずハードディスクをマウント金具に取付けてSATA・電源コネクタに接続してネジ固定します。
裏面全体のカバーをハメ込んで外したコネクタを接続。
外したネジを元通りに閉め直します。
ブルーレイディスクドライブも接続してネジ止め。
キーボード・マウスのレシーバーも接続してカバーを戻しメモリーカバーも戻してネジ止め。
スタンドもネジ固定して最後にスタンドの化粧カバーをはめ直してネジ止め。
これでパソコンの組み戻しは完了です。

BIOS画面でHDDの認識を確認

パソコンを起動させてBIOS画面でハードディスクの認識を確認して問題なければ交換自体は完了となります。
故障したハードディスクを新しいハードディスクに交換しましたのでハードウェア的なパソコンの修理は以上で終了です。

Windowsの修理(ソフトの修理)

続いてWindowsが起動できるようソフトウェアの修理を行います。
組み込んでおいたリカバリ領域からリカバリインストールできるかどうか試します。

リカバリインストール

無事リカバリプログラムが立ち上がりました。
TOSHIBA Recovery Wizardの画面の指示に従って進めていきます。
無事最後まで問題なく進める事ができました。

Windows7セットアップ画面

Windowsのセットアップも完了して無事Windows7の起動を確認。

Windows7のデスクトップ画面

最終動作チェック

Windowsの起動・シャットダウン・再起動などの動作を確認して問題なければ液晶一体型パソコンのハードディスク交換修理は完了です。
以上が作業の流れとなります。

お客様の感想

お客様へパソコン到着後にお礼のお言葉をいただきましたのでお客様の感想として概要を記載しておきます。
東芝サポートの修理より大幅に安く修理できてビックリしている旨と感謝のお言葉と伴に何かありましたら是非力になってくださいとの有り難いお言葉をいただきました。