キーボード交換(ノートパソコンのキーボード交換修理)

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ノートパソコンのキーボード交換・修理のご案内

ノートパソコンのキーボード交換用部品

キーボード自体の故障・不具合で一部のキーが効かないなどの異常が出たパソコンはキーボードを交換しなければ直りません。
一時しのぎにキー反応が効くよう回復・改善できる場合などもございますが基本的にキーボードを修理する場合はキーボードの交換が必要です。

ノートパソコンは専用のキーボード

デスクトップパソコンの場合は外付けのキーボードの為、故障した場合はサードパーティー製のキーボードを購入すれば用が足りると思いますがノートパソコンのキーボードは機種それぞれ専用の作りとなっておりパソコン本体に内蔵されていますのでキーボードを修理する場合はノートパソコンを分解して壊れたキーボードを取り外して同じタイプのキーボードに交換する形になります。

Winsows11やWindows10など最近のノートパソコンではトップケース一体型のキーボードなどもあり、内部を分解してマザーボードまで取り外さないとアクセス出来なかったりキーボードの裏側が樹脂でリベット固定されてあり、そのまま交換出来なかったりトップケース丸ごと交換となってしまうものまで取り替えるにしても様々なタイプが存在します。

当店では新品部品又は中古部品を利用して安価にノートパソコンのキーボード交換修理を行っております。
キーボードの故障と思われるノートパソコンで修理をご検討されているお客様。
お気軽にご相談ください。

以下キーボード交換を要するキー不良の症状や飲み物をこぼしてしまった場合の対処方法・キートップが外れてしまった場合の考え方・キーボード交換修理の流れ・手順などをご紹介致します。

キーの誤動作でキーボードの交換修理が必要な主な故障の症状

キーボードはマトリクスの接点で多くのキーを動かしています。
そこの回路の一部に異常が出ると

  • キーを押しても特定のキーが効かない
  • 複数の列でキーが全く効かなくなる
  • キーを押していないのに勝手に特定のキーが入力される
  • キーを押したら同じ文字が何回か入力される

などの症状が発生します。
これらの問題が発生したノートパソコンを修理する場合はキーボードの交換が必要である可能性が考えられます。

特定のキーが効かない

キーボードの交換が必要な症状としてはまず一部のキー入力が効かず文字入力が出来ない状態になっている故障です。
その特定のキーが反応していない部分のキーボード内部のパターン(回路)が切れている為に発生していると考えられます。

その他の症状としては特定の並びや、まとまった複数のキー入力が効かない場合もキーボードが故障していると思われます。

簡単に言えばキーボード自体のパターン切れ・回路異常でキー接点が入らない為に発生する故障。
このようなノートパソコンはキーボードの交換修理をご検討ください。

逆にキー入力が勝手に入ってしまうトラブルの場合は?

  • 文章作成中に勝手に押していないキーの文字が入力される
  • パソコン起動時にビープ音が鳴りっぱなしになり起動出来ない
  • パソコンからピーピーピーと言う音が鳴り続ける
  • Windowsの起動が普段より遅い

などの現象が考えられます。
キーボード自体の故障でキーが押しっぱなしになるノートパソコンはキーボードの交換修理が必要です。
メモ帳を開いて確認してみると同じ文字が続けて入力されるなどの状態になると思います。

キーボードのキー入力誤作動

キーボードの故障でメモ帳を開くと勝手に文字が入力される

パソコン起動時のビープ音鳴りっぱなし現象も同じくキー接点が入ったままになる為です。
Windowsの起動が遅いのも同じくキー指令が常時入り邪魔をする為に動作が遅くなってしまうと考えられます。
尚、このキーが勝手に入ってしまうキーボードの故障。
入り続けている状態で何か別のキーを押すと止まる場合もありますが、また発生します。

故障原因の切り分けはノートパソコンからキーボードを外した状態で再び症状が発生するのかしないのかで確認します。
これらの症状のノートパソコンはキーボードの故障である可能性が高いですのでキーボードの交換修理をご検討ください。

飲み物をこぼした場合はキーボード交換だけでは済まない

誤ってキーボード上にコーヒーやジュースなど飲み物をこぼしてしまったノートパソコンは、直ちにシャットダウン・電源を落としてACアダプタとバッテリーを外して水気を拭き取れるだけ拭き取ってください。
キーボード上に飲み物をこぼした場合は基本的にダメですのでキーボードを交換しなければなりません。
たとえその時点で大丈夫でも内部に浸透した部分が腐食して異常をきたすリスクが高いです。
こぼした量にもよりますが、キーボードの下にあるマザーボードの基板にまで浸透しますので大変危険な状態です。

飲み物をこぼした場合は早めの処置が重要

すぐさまノートパソコンを分解して内部を洗浄しないと基板・ロジックIC・抵抗・コンデンサ・ダイオード・レギュレータ等半導体などが腐食し回路が故障して電源が入らなくなったり電源が落ちたりとマザーボードまで故障します。
このように飲み物をキーボードにこぼしてしまった場合は、そのまま放置して置くとマザーボードや内部パーツまで壊れる恐れがございますのでキーボードの交換だけでは済まなくなります。

過去にそのままパソコンを使用し続けたお客様で電源が入らなくなりキーボード+マザーボード交換まで行ったノートパソコンの修理事例もございます。
飲み物をこぼした後もパソコンが動くからと処置を怠ると痛い目にあいますので早めの修理をお勧めします。

キートップ破損の修理はキーボード丸ごと交換

その取れた原因がキートップやパンタグラフの破損なのであれば、そのキートップやパンタグラフだけの部品を取り寄せできない為、その部分だけの修理を行うことができません。
例えキートップ1箇所の破損であってもキーボード丸ごと交換での修理となってしまいます。
その点ご了承ください。
キートップが単に外れただけなのであれば、はめ込みで対応する事は可能です。
(キー部分の破損で取れたのではなく単に外れただけの場合)

ノートパソコンのキーボード交換修理の流れ・手順

ノートパソコンのキーボード交換修理

ノートパソコンのキーボード部分解

故障の症状を確認

キーボードを交換する前に、まず問題の症状を確認しなければなりません。
一部のキーが効かない場合はキーボード診断ソフトで問題のキーやその他のキーを入力して反応を確認します。
勝手にキー入力が入ってしまう故障の場合はWindowsを立ち上げて何も操作しない状態でキーボード診断ソフトでの反応を診ます。
またキーボードを取り外した際にはキー入力が治まっている事を確認します。

パソコンを分解してキーボードを取り外す

ノートパソコンによってキーボードの取り外し方も様々です。
パソコン本体裏面からネジで取り付けられている場合はそれら固定ネジを緩め外して取り外しますしキーボード上部のベゼルを取り外してアクセスするタイプであればベゼルを外して固定ネジを外してキーボードを取り外します。
トップケース部にツメをかけて固定されている場合はツメを押し戻して抉り外します。
粘着テープで固定されている場合は損傷させないよう少しづつ削ぎ取っていきます。

トップケース一体型キーボードの場合はトップケース自体を取り外したりボトムケースを外してマザーボードを外し必要あればキーボードにアクセスできるところまで周りの基板やケーブルを取り外したりします。
トップケース一体型キーボードでもネジを外せば分離できるものや樹脂でリベットされている部分をカットして取り外したりトップケース丸ごと交換する場合もあります。

最終的にはキーボードのフレキシブルケーブルがマザーボードのコネクタへ接続されていますので
この部分を外さないと取り外せません。
判らないまま強引にキーボードを引き上げるとマザーボードのコネクタまで痛めてしまいます。
慎重に確認しながらコネクタのラッチを緩めてケーブルを抜いて取り外します。

正常なキーボードを取りつける

正常なキーボードを取り付けて分解と逆の手順でパソコンを組み戻していくと言う事になります。
マザーボードのキーボード接続コネクタにケーブルを接続してラッチを戻して固定します。
ピッチが合わないまま無理やりはめ込んだりすると壊れますので慎重に行わなければなりません。

またキーボードのケーブル接続が甘かったりするとキーが反応しないなどのトラブルが発生しますのでパソコンを完全に組み戻してしまうと、またやり直しとなってしまいます。
完全に組み戻す前に動作が確認できる位の仮組み状態で一度キーボードのキー動作を確認します。
キーが正常に動作する事が確認できれば完全にパソコンを組み戻します。

最終動作確認

ノートパソコンが元通りになったらWindowsを起動してキー反応を確認します。
誤作動していたキーや効かなかったキー入力・反応を確認し正常にキー入力が確認できればキーボード交換修理は完了です。

キーボードが効かない場合のその他の原因

ノートパソコンのキーボードはマザーボードと言うメインの基板に接続されております。
よってその不具合がキーボード側の問題でなければ、マザーボード側の問題となってしまいます。 ただ一般的には一部のキーが効かないキーが勝手に入力されるトラブルはキーボードの故障と考えるのが自然です。
過去に全くキーが効かないと言う症状でマザーボード側の故障だった事例がありましたが非常に稀です。

あとはパソコン起動時の最初の段階ではキー入力が問題なく出来るがしばらく経つとキー入力が出来なくなってしまったり全く異なった箇所のキー入力が反応してしまうノートパソコンなども稀に診る事があります。
これはマザーボード側の故障である可能性が高いです。

キーボードの故障だろうと安易に判断して交換してもキー入力の問題が治らなかったと言う事がないように修理をする前にはよく確認しどちら側のハードが問題なのか切り分ける事が重要です。
尚、もしマザーボード側の故障・不具合でキーの入力が出来ない場合はマザーボードを正常な部品に交換すればキー入力のトラブルは改善できます。
マザーボードも部品があれば当店で交換修理を行えます。

ノートパソコンのマザーボード部品

ノートパソコンのマザーボード部品

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