故障の確認方法「ハードディスクの問題が検出されました」の修理

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問題が検出されたパソコンの故障確認方法

このエラーが検出されたパソコンは基本的にハードディスクが壊れています。
1度でも表示された時点で既に故障しているのです。
修理するためには部品の交換が必要となります。

放置すれば更に壊れる
そのまま警告メッセージを放置して使用し続ければどんどん壊れて最後にはwindowsも起動しなくなってしまう事でしょう。
諦めて早急に対処するべきです。
しかしwindowsがまだ使用できる状態では踏ん切りつかず本当に故障しているのかどうか確認しないと諦めきれない方もいるかもしれません。

いくつか確認方法の紹介
表示されるウインドウが本当に故障により発生しているのか確認する方法を幾つかご紹介します。
単純明快なのですがハードディスクそのものを確認・診断する事です。

SMART値で確認する方法
CrystalDiskInfoと言うソフトはWindows上で容易にSAMRT情報を確認できるソフトです。
このソフトを使用してSMART値をもとに壊れているかどうか診断してくれます。
ソフトを立ち上げてストレージの健康状態が異常と表示されている場合は故障です。
現在値が閾値を下回っている限界の状態です。
主に不良セクタが原因で代替処理済のセクタ数の閾値限界突破でSMARTエラーと言うパターンが多いです。

メーカーのハードウェア診断ツールで検査する方法
東芝やSONYや富士通やパナソニックやDELLやHPやLenovoなどのメーカーパソコンには大概メーカーのハードウェア診断ツール・ソフトが付属していたりプリインストールされている機種が多いです。
ツールはハード全般の検査を行いますがハードディスクは必ず診断対象に入っています。
それだけ重要なデバイスです。
このツールで検査するのも一つの方法です。

簡易的な診断では異常判定にならない場合もあります。
詳細なチェックで行ってもツールによっては完全な不良セクタではなく遅いながらも応答が取れてしまう場合は正常と誤った判定をしてしまう場合があります。
逆に異常判定になった場合はほぼ間違いなく故障と考えます。
このようなストレージの検査に特化した専門でないツールですら異常判定になるのであれば間違いないだろうと言う考え方です。

搭載されているストレージのメーカーによっては製造メーカーの方で診断ツールを出しているメーカーがあります。
そのようなツールで確認するのも一つの方法です。

ソフトによってはSMART値やディスクスキャン・シーク応答などの複合診断などがあります。
ハードウェア診断ツールよりも精度の高い検査方法です。

チェックディスクやリカバリでは直りません
尚、エラーの警告は物理的な故障ですのでチェックディスクでは直りません。
余計な負荷をかけて悪化させるだけです。
同様にリカバリインストールでも直りません。
試しても途中で失敗するかリカバリ出来たとしてもまた表示が出てきます。
無駄になってしまいますのでご注意ください。

処置が早ければ
あと対処が早ければ当店でデータを消さないままハードディスクを取り替えて直せる場合がございます。
メーカーではデータを消さないままの修理は行っていませんが、当店では消さないまま復旧できるかもしれない土俵にあがれるコンディションでお客様が希望される場合は試みる事ができます。
データを保持したまま修復を希望されるお客様は、異常と気がついた後は通電させずご相談いただきますようお願い致します。